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福島国際研究教育機構 (F-REI) メールマガジン 第39号(2026年7月)

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 福島国際研究教育機構(F-REI)メールマガジン 第39号 2026/7/1

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 皆さまこんにちは。F-REI(エフレイ)メルマガ担当です。

 カレンダーも7月に入り、雨が降らない日は暑さを感じる日も増えてまいりました。東北の梅雨明けはまだ少し先になりそうですが、日に日に力強さを増す日差しや、濃さを増していく木々の緑に、本格的な夏の足音がすぐそこまで近づいているのを感じます。私たちも、雨雲を吹き飛ばすような熱意を持って、F-REIの取組を力強く進めてまいります。

 それでは、夏の到来を待ちわびながら、今月の最新ニュースをお届けします。ぜひ最後までお楽しみください!

 

<目次>

1.【コラム】中谷分野長からのメッセージ

2.【お知らせ】新たなユニットリーダーが就任

3.【お知らせ】最新の職員採用情報(新卒採用・インターンシップ)

4.【お知らせ】第2回F-REIとクロストークを開催

5.【お知らせ】7月のイベント情報(ブース出展等)

6.【活動報告】第23回世界土壌科学会議(WCSS2026)に参加

7.【活動報告】トップセミナー・出前授業を開催

8.【活動報告】サイエンスラボ(大熊町)を開催

9.【活動報告】国際ワークショップで山崎理事長が講演

10.【コラム】髙谷理事からのメッセージ

11.【コラム】ロテフィーの耳よりだより

 

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1.【コラム】中谷分野長からのメッセージ

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~はじめまして、農林水産業分野長の中谷誠です~

 皆様、こんにちは。6月から福島国際研究教育機構の農林水産業分野長として勤務しています、中谷誠(なかたにまこと)です。

 前職は、農業系の国立研究開発法人である農研機構の副理事長をしていました。元々の専門分野は、サツマイモの品種改良や栽培技術開発で、紫サツマイモや干しいも用の品種など数品種を開発しました。豊洲市場を見学した際に、私たちが開発した品種の段ボールが山と積まれているのを見て、研究成果が社会とつながった感激を味わったことを憶えています。

 生まれは関西ですが、福島とのご縁は、妻が福島育ちであることと、ちょうど15年前、農水省本省に勤務しており、汚染農地の除染技術開発など、農業関係の原発事故対応技術開発の統括を担当していました。福島県庁で、農地除染マニュアルの記者発表をとても緊張して行ったことなどを憶えています。その後、農業関係の復興プロジェクトにも関わりました。

 ご案内のように、農地の除染事業は現在も取り組まれています。また、農林水産業の創造的復興にむけても、まだ課題は山積していると認識しています。何とか創造的復興を一歩でも前に進めたい思いから、F-REIに奉職することにいたしました。ポイントの一つは、「連携」と考えています。F-REIは、ロボットやエネルギー、医学関係や社会科学まで、幅広い分野の一流の研究者が集っていますので、まずは、組織内の連携が大事だと考えています。また、関連する分野の研究勢力を全てF-REIに揃えることは現実的ではないので、大学など既存の研究機関との連携は必須です。さらに、成果の社会実装を進めるためには、民間企業や農協、漁協、森林組合や農業者様等現場の方々との広範な連携を早い段階から構築して、進めることの重要性も、これまでの経験から理解しています。関係の皆様と連携して、研究開発を進め、創造的復興に貢献できることを楽しみにしていますので、どうかよろしくお願いいたします。

 

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2.【お知らせ】新たなユニットリーダーが就任

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 この度、F-REIの研究分野の1つである「放射線科学・創薬医療、放射線の産業利用分野」において、ユニットリーダー1名が就任しました。

 詳細については、以下リンク先をご参照ください。

 

【プレスリリース】

https://www.f-rei.go.jp/assets/contents/pressrelease_260701.pdf

 

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3.【お知らせ】最新の職員採用情報(新卒採用・インターンシップ)

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【採用情報】

 F-REIでは、20274月採用職員を募集します!(主に20264月以降又は20273月に卒業又は修了見込みの方が対象)。

 新しい挑戦を共にする仲間を求めています。F-REIの職員となって、一緒に新しいことに挑戦しませんか。詳細は以下リンク先をご参照ください。

 2027年4月採用職員募集について

 

【インターンシップ募集開始!】

 就職を考えている大学生等を対象として、F-REIの取組や活動を実際に体験し、理解を深めてもらうとともに、実社会への適応能力を高めてもらうため、インターンシップの受け入れを行います。

 実施期間は、827日(木)から99日(水)の2週間です。詳細は、以下リンク先をご参照ください。

 F-REIインターンシップ2026を実施します

 

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4.【お知らせ】第2F-REIとクロストークを開催

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 721日(火)に、第2F-REIとクロストークが浪江町で開催されます。

 本企画は、「F-REIってどんな活動をしているの?」「どんな人が働いているの?」といった疑問にお応えしながら、F-REIの活動や研究者の人となりについて、より身近に感じていただくとともに、地域の皆さまとF-REIとのつながりを深めることを目指しております。

 今回は、F-REIで教育・人材育成に取り組むエデュケーション・アドミニストレーターと、研究の魅力を分かりやすく発信するサイエンスコミュニケーターの2名が登壇する予定です。

 当日はYouTube配信を前提とした公開収録を行うほか、収録終了後にはゲストと直接対話できる交流の時間も設けております。どなたでもご参加いただけますので、ぜひお気軽にお越しください。

 

【浪江町】※定員に達し次第、申し込み終了

https://www.town.namie.fukushima.jp/site/events/43207.html

 

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5.【お知らせ】7月のイベント情報(ブース出展等)

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7月も各地のイベントにブース出展を予定しています。お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください!

 

75日(日)未来への風プロジェクトinなみえ(浪江町地域スポーツセンター)

 「誰かが風をおこすのを待つのではなく、自ら未来への風をおこそう」をテーマに、子どもたちが親子で多様な体験やふれあいを楽しめるイベントです。知的好奇心を刺激する学びのプログラムや、体いっぱい楽しめるアクティビティが多数用意されています。F-REIブースでは、ドローン体験を行う予定です。ぜひ遊びにきてください!

風プロinなみえ2026

 

715日(水)~17日(金)メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2026「国際ドローン展」(東京ビックサイト)

 ドローンの産業利用に特化した展示会が今年も開催されます!F-REIブースでは、自律化・知能化・群制御研究ユニットが災害対応担当者を対象に限定公開したデモンストレーションの成果を中心に、ドローンの実機展示や実験映像の放映を行います。ぜひブースへお立ち寄りください。

国際ドローン展|メンテナンス・レジリエンス 2026

 

719日(日)かがくとくらしのまつり「かがくま!」(CREVAおおくま)

 身の回りのくらしにつながる・役立つような、いろんな「かがく」が体験できるイベントです。サイエンスショーやスライムづくり、バスボムづくりなどの楽しい体験プログラムが目白押しです。F-REIブースでは、偏光万華鏡づくりを行う予定です。さらに、「ヒコーキ対決」も開催されますので、ぜひ皆さまも自慢の紙ヒコーキで挑戦してみてください!

かがくとくらしのまつり かがくま!|イベント|CREVAおおくま|クマSUNテラス|大熊町大野駅西交流エリア

 

725日(土)なみえの夏祭り(ふれあい交流センター敷地内)

 太鼓や盆踊り、キッチンカーなど、夏を楽しむコンテンツが満載の地域のお祭りです!F-REIは、パネル展示やノベルティグッズの配布などを予定しています。

 

725日(土)楢葉町サマーフェスティバル(天神岬スポーツ公園)

 音楽ライブや花火など、多彩な催しが楽しめる楢葉町の夏の恒例イベントです。毎年多くの来場者でにぎわい、地域の夏を彩る催しとして親しまれています。F-REIもブースを出展し、活動紹介のほか、体験コンテンツを準備する予定です。

楢葉町サマーフェスティバル2026 - ふくしまの旅

 

726日(日)サイエンス・デイ2026(東北大学)

 子どもから大人まで、科学を「見て・触れて・体験できる」イベントです。大学や研究所、学術団体、企業など約200団体が参加し、多彩な科学体験プログラムが楽しめることから、毎年多くの来場者でにぎわいます。F-REIは受付近くのPRコーナーにて、パンフレットやノベルティグッズを配布する予定です。

学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ

 

730日(木)~31日(金)川俣モノづくり体験(川俣町中央公民館)

 川俣町内の企業や工場の仕事を、ワークショップや展示を通じて学べるイベントです。地域の魅力やものづくりの面白さを体験することができます。F-REIもブース出展し、パネル展示などを通じて活動を紹介する予定です。

 

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6.【活動報告】第23回世界土壌科学会議(WCSS2026)に参加

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 67日(日)~12日(金)に、中国・南京で開催された「第23回世界土壌科学会議(WCSS2026)」に、F-REIも参加しました。

 今回の会議は、「土壌と人類共通の未来」をテーマに開催され、世界各国から研究者や関係者が集まり、土壌に関する最新の研究成果や知見について活発な議論が行われました。F-REIはブースを出展し、農林水産業における研究活動や取組について紹介するとともに、国内外の研究者や関係機関との交流を深めました。

 

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7.【活動報告】トップセミナー・出前授業を開催

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629日(月)に、安積中学校12年生・安積高校13年生の希望者 約50名を対象に出前授業を開催しました。F-REIの土壌ホメオスタシス研究ユニットの藤井一至ユニットリーダーが講師を務め、「福島で土から農業とキャリアをデザインする」という演題のもと、授業を行いました。授業では、土とは何か、世界の土・日本の土・福島の土の状況等が紹介され、出前授業に参加した学生からも様々な質問や意見交換が行われました。参加した学生にとって、自身の進路や興味のある分野を見つめ直す機会になった様子でした。

福島県立安積中学校・高等学校で出前授業を開催しました|ニュース&イベント|福島国際研究教育機構 (F-REI)

 

617日(水)、18日(木)の2日間に分けて、福島工業高等専門学校3年生、合計約130名を対象にトップセミナーを開催しました。617日(水)はF-REIのエネルギー分野の秋田調副分野長が講師を務め、電気電子システム工学科、機械システム工学科、化学・バイオ工学科の約50名を対象に「エネルギー問題の状況とF-REIエネルギー分野の研究」の演題で講演を行いました。618日(木)には森下監事が講師を務め、都市システム工学科、ビジネスコミュニケーション学科の約80名を対象に「勉強・研究への心構えについて(含:F-REIの紹介+最新のAI技術)」の演題で講演を行いました。それぞれの講演に参加した学生たちにとって、新しい知見を得る機会になった様子でした。

福島工業高等専門学校でトップセミナーを開催しました

 

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8.【活動報告】サイエンスラボ(大熊町)を開催

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 625日(木)、大熊町立学び舎ゆめの森の放課後児童クラブにてサイエンスラボを開催しました。

 今回は、顕微鏡を使って身近な動植物を観察。約15名の児童生徒が参加し、普段はなかなか見ることのできない小さな世界に触れながら、観察を楽しみました。子どもたちからは「すごい!」「どうして?」といった声が上がり、興味津々の様子で、科学の面白さを感じてもらえる時間となりました。今後も、地域の子どもたちが科学に親しみ、学ぶ楽しさを感じられるような活動を継続していきます。

 

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9.【活動報告】国際ワークショップで山崎理事長が講演

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 627日(土)~28日(日)に、原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)、原子力規制委員会(NRA)及び経済協力開発機構(OECD)原子力機関(NEA)の共催により「15-Year Fukushima Daiichi Accident International Workshop(東京電力福島第一原子力発電所事故後15年の節目に関する国際ワークショップ)」が、双葉町のFUTATABIで開催されました。

 本ワークショップは、事故から得られた教訓を振り返るとともに、これまでの進捗や今後の課題について議論し、廃炉に向けた国際協力の強化を図る場として、国内外の専門家や関係者が参加しました。

 28日には、山崎理事長が基調講演を行い、廃炉に向けたF-REIの取組や今後の展望について紹介しました。

 

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10.【コラム】髙谷理事からのメッセージ

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理事の視点 ―自治体―

 福島県には、F-REIの施設が立地する「浜通り」、東北新幹線などの大動脈が貫く「中通り」、そして「会津」の3地域があります。これらの間には山々が連なっており、それぞれの地域が独自の歴史や文化を育んできました。県の面積は全国3位の広さを誇り、東京、神奈川、千葉、埼玉の13県を合わせたよりも広大です。

 一方で、個々の自治体の規模が小さいという特徴もあります。1市町村あたりの平均人口は全国平均の約7万人に対し、福島県は3万人を切っています。この「大きな県」と「小さな市町村」という構造が、地域運営における固有の背景となっています。

 こうした地域社会において、F-REIが真に復興に貢献するためには、地域全体との調和が欠かせません。施設完成時に集う700人以上の研究者や職員は、浜通り全域に広く居を構えることが前提となります。企業連携や共同研究プロジェクトも、一つの自治体に閉じず、広域的に進めていく必要があります。

 広大な福島県は3地域のバランスを考慮した県政を行い、規模の小さな各自治体はそれぞれの最適解を求めて政策を推進しています。この重層的な構造のなかで、F-REIが地域全体とどのように共存し、復興の起爆剤として貢献していくか。この視点も私たちが向き合うべき課題であると考えています。

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11.【コラム】ロテフィーの耳よりだより

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 やっほ〜!ロテフィーだよっ 63日〜5日に幕張メッセで開催された「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2026」に、ロボテスも参加してきたよ〜!

 今回はね、福島県さん、福島相双復興推進機構さん、イームズロボティクス㈱さんと いっしょにブースを並べて、 “チーム福島”として福島のドローンのすごいところを みんなにたっぷりPRしちゃったよ〜!

 ブースではパネル展示のほかにも、 フリーアナウンサーの小野美希さんといっしょに わくわくショートセミナーをしたり、 メインステージでは副所長がかっこよくワークショップをひらいたりして、 とってもにぎやかだったんだ〜♪

 遊びに来てくれたみんな、 ほんとうにありがと〜! ロテフィー、とってもうれしかったよっ💛

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 ご案内は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 気が付けば、今年もあっという間に折り返し地点。カレンダーを見て「もう7!?」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。時間の流れの速さには毎年驚かされますが、それだけ充実した日々を過ごしている証拠かもしれません。

 すっきりしないお天気が続く季節ですが、7月に入ると福島がいよいよ「フルーツ王国」としての本領を発揮する時期を迎えます。まもなく旬を迎える大粒でみずみずしい桃を楽しみにされている方もきっと多いことと思います。私もその一人です。

 梅雨明け前特有の蒸し暑い日や、急な大雨に見舞われる日もあるかもしれません。皆さまどうぞ体調管理には十分ご自愛のうえ、実り多き7月をお過ごしください。(広報担当:松葉)

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