事業の目的
福島の複合災害からの創造的復興のフラグシップを掲げる機構の研究基盤として、放射線科学(核物理学、放射化学、放射線環境科学、核医学・創薬、電子デバイスなど)の活用やその創薬医療への応用に関する研究課題を基盤に据えています。 放射線科学・創薬医療の研究課題においては、ウエル・ビーイングへの貢献を目指して、放射線利用に関する基礎研究に加えて、医療のみならず農業、工業分野での産業利用を見据えた技術開発を推進します。
本件では、機構における研究開発に必要な研究環境を整備するため、今後の機構における加速器の設計及び運用に必要な人材の確保及び育成も視野に入れながら、医療用をはじめとした放射性同位元素(RI)の安定的かつ効率的な製造に当たっての課題解決及び技術の確立を目的とします。
令和5年度「加速器を活用したRIの安定的かつ効率的な製造技術の開発」の募集について
1. 募集する事業テーマ
- ① At-211やAc-225等をはじめとするRIの製造技術の開発
機構における放射性医薬品(治療薬・診断薬)の幅広い研究開発に必要なアスタチン-211(以下、「At-211」という。)、アクチニウム-225(以下、「Ac-225」という。)等のRIをイオン加速器(サイクロトロン(加速エネルギー30~40MeV)を想定。以下同じ。)において安定的かつ効率的に製造する技術を開発します。特に、機構での非臨床研究までの実施や国内の研究用RI供給体制への協力を見据え、一定の高い強度(電流)でのイオンビーム照射に要求される技術(例えば、ターゲットの材料及び容器の設計、冷却技術、照射及び輸送の遠隔操作・自動化技術等)を開発します。 - ② At-211やAc-225等をはじめとするRIの分離・精製技術の開発
イオンビーム照射後の混雑物から半減期の極めて短い不純物を減衰消失させるとともに、半減期の長い不純物の化学処理、及びゲルろ過等の方法を駆使し、不純物を除去することにより、安全かつ効率的にAt-211やAc-225等のRIを分離・精製する技術を開発します。 - ③ 機構で加速器運転・RI製造を担う人材の育成
機構において加速器を整備し、自ら一定量のRIを製造することを見据え、イオン加速器の運転やAt-211やAc-225等のRIの製造や頒布、照射室の放射線遮蔽計算、RI使用に係る申請手続等を実施するのに必要な人材(技術系職員)を全国の既存加速器施設において計画的に育成します。 - ④ ①~③の結果をとりまとめ、報告書を作成します。
令和5年度予算規模: 20,000万円程度とします。1件当たり3,000万円以上とし、複数の課題を採択することも想定しています。
2. 募集期間
令和5年9月15日(金曜日)から令和5年10月27日(金曜日) 17時00分まで (厳守)
3. 募集要領
- (1)募集要領
(PDF: 461KB)
- (2)募集要領様式 (Word: 276KB)
- (3)契約書(案)
(PDF: 236KB)
- (4)参考資料、ガイドライン等
- 1)委託業務事務処理マニュアル
(PDF: 828MB)
※募集要領上の「委託事業事務処理マニュアル」は「委託業務事務処理マニュアル」に読み替えてください。 - 2)消費税相当額計算書 (Excel: 20KB)
- 3)コンソーシアム形式の契約手続きについて
(PDF: 652KB)
- 1)委託業務事務処理マニュアル
4. 応募方法
応募書類はメールにより提出してください。送信先及び送信方法については募集要領等を御覧ください。
5. 説明会について
本募集に係る説明会を以下の日程で開催します。
- (1)日時: 令和5年9月28日(木曜日) 10時00分~
- (2)会場: オンライン(「Microsoft Teams」により行います。)
6. 今後の予定
- (1)企画提案書の受付期間:
令和5年9月15日(金曜日)から令和5年10月27日(金曜日)17時00分まで - (2)契約候補者の選定審査: 令和5年11月上中旬
- (3)契約候補者の決定通知: 令和5年11月下旬
- (4)委託契約の締結: 令和5年11~12月