事業の目的
2050年までにカーボンニュートラルを実現するためには、再生可能エネルギーや水素を最大限に導入していく必要がありますが、二酸化炭素の排出を完全にゼロにすることは不可能であるため、ネガティブエミッション技術の実用化も求められています。
このため、植物等による二酸化炭素の固定化を図り、バイオ・ケミカルプロセスによる化学製品等の製造につなげていくこと、福島浜通り地域等において進む創造的復興に向けたまちづくりにおいて、再生可能エネルギーや水素を地産地消で面的に最大限活用するネットワークを形成するとともに、未利用地等を有効活用してネガティブエミッション技術の実証・実装を進めること等により、福島新エネ社会構想の推進を図り、福島浜通り地域等を世界におけるカーボンニュートラルの先駆けの地とすることが求められています。
機構においては、エネルギー分野の研究開発として、ネガティブエミッションのコア技術の研究開発・実証、バイオ統合型グリーンケミカル技術の研究開発、水素エネルギーネットワークの構築等の取組を進めることとしています。
本事業では、当該エネルギー分野の研究開発項目のうち「バイオ統合型グリーンケミカル技術の研究開発」を行います。
令和5年度「バイオ統合型グリーンケミカル技術の研究開発」の募集について
1. 募集する事業テーマ
- (1)バイオプロセスとグリーンケミカルプロセスを統合したグリーン化学品製造システムの構築
(2)のバイオプロセスと(3)のグリーンケミカルプロセスを統合化することにより、未利用地に食料生産と競合せずに実装可能で、大気中のCO2を原料とするライフサイクル全体でカーボンネガティブなグリーン化学品製造システムを構築する。 - (2)バイオプロセスの構築
アルコール発酵時にCO2還元触媒を劣化させる不純物を生成しにくい酵母の評価・選定を行い、大気中のCO2を多収性植物によって高い効率で回収し、エタノール等の化学品原料を製造するバイオプロセスを構築する。 - (3)グリーンケミカルプロセスの構築
(2)のバイオプロセスによって発生するCO2を水素で還元することにより、選択的にガス、液体炭化水素等を合成することができるグリーンケミカルプロセスの構築を行う。
(1)~(3)の実施に当たり、汎用性が低く特殊な装置・計測機器の設置を計画する場合は、国内外の研究機関等との共同研究により同種機器の使用による研究推進・実証を通じて事前検討を行うものとし、その結果、適切であれば、機構の施設整備状況を踏まえ、機構に設置することを原則とする。
キーワード:
バイオケミカル、グリーンケミカル、非可食バイオマス、バイオマス資源、発酵技術、CCU、CO2還元、グリーンH2、逆シフト反応、Fischer–Tropsch合成(FT合成)、触媒、不純物、反応容器、小規模・分散型、オンサイト生産、燃料合成、化成品合成
令和5年度予算規模: 86,000万円程度とします。
ただし、(2)のみ、又は(3)のみの応募も受け付けます。(2)又は(3)のみの応募の場合は、1件当たり3,000万円程度~を想定しており、複数の課題を採択することがあり得ます。
2. 募集期間
令和5年7月28日(金曜日)から令和5年9月14日(木曜日)17時00分まで(厳守)
3. 募集要領
- (1)募集要領
(PDF: 712KB)
- (2)募集要領様式 (Word: 303KB)
- (3)契約書(案)
(PDF: 236KB)
- (4)参考資料、ガイドライン等
- 1)委託業務事務処理マニュアル
(PDF: 1.41MB)
※募集要領上の「委託事業事務処理マニュアル」は「委託業務事務処理マニュアル」に読み替えてください。 - 2)消費税相当額計算書 (Excel: 20KB)
- 3)コンソーシアム形式の契約手続きについて
(PDF: 652KB)
- 1)委託業務事務処理マニュアル
4. 応募方法
応募書類はメールにより提出してください。送信先及び送信方法については募集要領等を御覧ください。
5. 説明会について
本募集に係る説明会を以下の日程で開催します。
- (1)日時: 令和5年8月9日(水曜日)10時30分~
- (2)会場: オンライン(「Microsoft Teams」により行います。)
6. 今後の予定
- (1)企画提案書の受付期間:
令和5年7月28日(金曜日)から令和5年9月14日(木曜日)17時00分まで - (2)契約候補者の選定審査: 令和5年9月
- (3)契約候補者の決定通知: 令和5年10月
- (4)委託契約の締結: 令和5年10月