令和7年12月9日(火)に、エフとも事務局のF-REIスタッフが、同年11月21日付でエフともに参画された社団医療法人養生会・かしま病院(福島県いわき市鹿島町)を訪問しました。同院が取り組む「いとちプロジェクト」についてご説明をいただくとともに、その取組の一環である「いとちワーク」に参加させていただきました。
かしま病院は、「地域医療と全人的医療の実践」を理念に掲げ、その実現に向けて、4年前から「い(医)とち(地)プロジェクト」に継続的に取り組まれています。
「いとちプロジェクト」は、医療と地域のあいだを耕すことを目的とした取組です。病を抱えても、年齢を重ねても、それぞれの状況に応じて前向きに自分らしく生きていくためには、医療と地域が分かれることなく繋がる必要があると考え、様々な活動を展開されています。具体的には、医学生や研修医を対象としたまち歩き講座「いとちワーク」をはじめ、地域住民と医療従事者が対話を行う「いとちかいぎ」、病院の駐車場を開放して開催される朝市「かしま朝市」など、教育・研修や関係づくりを目的とした多様な取組が行われています。
当日は、宿泊滞在型コミュニティスペース「かしまホーム」を見学した後、実際に「いとちワーク」に参加しました。いとちワークでは、かしま病院周辺を散策しながら、「癒し」につながっていると感じられる風景や物事を写真に収め、地域の方々に声をかけたり、お墓や寺社を訪ねたりしました。こうした活動を通じて地域の暮らしに思いを巡らせることが、健康や地域医療の質の向上にもつながるのだそうです。
いとちプロジェクトにおける多様な活動や、住民や地域づくりの専門家をプロジェクト運営に巻き込む手法には、エフともとしても学ぶべき点が多くあると感じました。今後もエフとも事務局は、エフともメンバーとの連携を深め、互いに学び合いながら、人材育成や地域づくりに関するさまざまな取組を展開してまいります。
当日の様子